テニスにて

テニスコーチの視点からの解説

テニス上達のために大事なこと

10月の初級のレッスンは、ボールから離れるフットワークです。

以前に少し触れました。

 打ちやすい場所を探すフットワーク - テニスにて

ラケット面当たりやすく、スムーズにスイングしやすい場所に「近いかなー、遠いかなー」と迷いながら近づいたり離れたりのフットワークを使っていきます。

コーチの役割はスイングしやすい場所を教えてあげることではないです。生徒がスイングしやすい場所を自分で見つけられるように、何度も実験させるのです。

何度も実験して、何度も失敗して、何度も修正して、何度も再チャレンジする。コーチは生徒が失敗する権利を奪ってはいけません。

そうやって何度も実験を繰り返してきた人は、どこに落とし穴があるか知っています。コーチに全ての正解を教えてもらった人は落とし穴の在処を知りません。

そうです、失敗をする権利というものは、落とし穴の在処を知り、一人でも道を歩いていけるようになるために、絶対に必要なものなのです。

コーチは生徒に正解を与えるのではなく、まず失敗の必要性を理解させ、生徒自ら色々な可能性を実験する動機付けをすること。そして、レベルに合わせて選択肢を提示していくことです。