テニスにて

テニスコーチの視点からの解説

前衛がギリギリ届くロブを使ったピンチの凌ぎ方

前衛がギリギリ届くロブを使ったパターンの紹介です。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

前回まではこちら

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今回はポイントの取り方ではなく、相手の攻撃のしのぎ方です。

雁行陣(注1)同士のラリーでポピュラーな陣形は、自分が後衛の時に相手後衛はクロス方向にいて、相手前衛がストレート方向にいるという形です。

安易に相手前衛に打たせないように、クロス方向にいる後衛に打ち返そうとするとき、相手前衛がセンターライン寄りに突然動くと、目障りに感じて力んでしまい失敗してしまうという経験がある方も多いかと思います。

そういうプレッシャーを受けると「前衛にボレーされたくない」という気持ちが働いて必要以上にクロスに打ってアウトしたり、難しいボールで失敗させようとして逆に自分が失敗したり、、、

なので、こういう場合、「相手前衛に取らせまい」という気持ちが失敗の原因だと言えます。つまり「相手に取らせる」ことを前提に打ち返すこと。そうすれば、まず失敗が一つ減ります。

ただ単に返球するだけより、今月のテーマである「ギリギリ前衛が手が届くロブ」を使って取らせれば、そんなに強い返球も受けずに済みます。取らせるつもりで打ってミスを減らし、ボレーヤーの返球を追いかけて後衛に返せれば、結果的に帳尻が合います。

ゲームの中で失敗してしまう時って、大抵、難易度の高いショットを選択してる場合が多いと思います。

 

(注1 雁行陣とは 

 (参考記事)

ラリーを続けるコツ - WANNAKNOW