テニスにて

テニスコーチの視点からの解説

高さのコントロール5(ギリギリ手が届くボールのメリット)

2016年8月期のレッスンテーマを解説するシリーズ第5回目です

前回まではこちら

高さのコントロール1 - WANNAKNOW

高さのコントロール2 - WANNAKNOW

高さのコントロール3(ラケットの高さの調整法) - WANNAKNOW

高さのコントロール4(フォワードスイングが最重要) - WANNAKNOW

 

前回までは、

  1. インパクトの高さと準備したラケットヘッドの高さの落差によって、ボールの高さが決まる
  2. 準備した時のラケットヘッドの位置は、肩周りの筋肉の使用量やラケットの重みから推測する
  3. インパクトする直前まで、ラケットヘッドはボールより下の空間を動いているかどうかを把握する

というお話でした。

練習の仕方としては、

前回までのお話を気にしながら打ってみて、

どのくらいボールが持ち上がるか結果を見てみる、

そして誤差がある場合、ラケットヘッドを位置や振り出すスピードを調整し直して、再び打ってみる

この繰り返しの中で、高さのコントロールを体にプログラムさせていく感じです。

そして、このコントロールを使って今回は

「相手の前衛のボレーヤーが背伸びしてギリギリ手が届く高さへのコントロール」をテーマとしています。

相手ボレーヤーが全く届かない高さに頭上めがけて打った場合のデメリットとして、

  • 滞空時間が長くなって後衛のパートナーに取られやすくなるということ
  • 相手に取らせまいという気持ちが力みを生んで、失敗が生まれやすくなる

ということが挙げられます。

相手前衛がギリギリ手が届くボールなら、取らせるつもりなのでショットへのプレッシャーが少ないし、うまくボールが相手頭上を抜けてくれれば、滞空時間が少ないので、後衛が追いつく時間も減らせます。

次回以降は、このショットを使ったポイントの取り方を詳しく解説していきます。

(次号に続く)