テニスにて

テニスコーチの視点からの解説

テニスの練習4

昨日に引き続き

コントロールしたいボール軌道に対して、ラケット面の傾きとスイングの方向が正しく設定されたのに、思い通りラケットが動かせなくて、失敗してしまう場合。

 

昨日挙げた「ボールとの距離が近い」の他に「打点が前過ぎる」という原因があります。

 

グリップ(ラケットの持ち方)によって打点の位置は違うので、グリップの種類やそれに応じた打点の位置に関しては、また別の機会に説明するとして、今回はどんなグリップでも打点が前になるにつれて面が上を向いていくという事実を知ってほしいのです。

 

よく巷のスクールのコーチは「打点はできるだけ前」とかよく言いますが、極限まで前に手を出すと手のひらが上を向くので、なんとかラケットを真っ直ぐにしようとして、手首を思い切り手の甲側に曲げて打つことになって、手首や肘の怪我につながりますのでやめましょう。

 

ラケット面を真っ直ぐにしてるつもりでも最適な打点よりもボールを捕まえるポイントが前になると、ラケット面の傾きが変わりやすくなるので、特に思ったより上に向いてしまう場合は、ラケット面をさらに下向きにするというよりは、打点の位置を後ろにズラすと成功につながるケースがあります。