テニスにて

テニスコーチの視点からの解説

テニススクールとは〜技術の向上

テニススクールは、健康増進や友達同士での共通の趣味を行う場所だったりすると昨日書きましたが、その名の通り「テニスの学校」なわけですから、やはり生徒さんは多かれ少なかれ技術の向上を願っていることは間違いありません。しかしプロを目指しているプレーヤーでない限り、苦しいキツい練習に耐えても上達したいっていう人は多くありません。
「苦しい練習はゴメンだけど上手にはなりたい」
が生徒さんの本音です。

ですので、コーチとしては、たとえ難しいことであっても「できそうな気がする、自分にもできる」「難しいけど楽しい」と感じてもらうことを常に考えています。
そのためには、まず理解しておかなければならないことがあります。それは

  1. なぜ、テニスは難しいのか。
  2. どのように練習したら「楽しい」「自分にもできる」と感じてもらえるのか。
  3. どうアドバイスしたら、わかりやすいだろうか。
  4. 毎回の練習ごとに達成感をどのように持ってもらおうか。
ということです。
1と3に関してはおいおい詳しくお話ししていくとして、達成感や楽しさを生み出すためには、やはりできてないところに目を向けずに、少しでも進歩したところに目を向けて褒めることです。嘘はいけませんが、アドバイスをして何か少しでも生徒さん側が変えようと頑張ると、小さいけど何かが変わります。その小さな変化を見逃さずに褒めることです。
それによって、生徒さんは小さな達成感を得たり、これから先の挑戦心を明確にすることができるのです。
この達成感と挑戦心という2つが、テニス継続へに必要な心です。

特に初心者の方は難しいことだらけです。しかもレッスンそのものにも慣れていないので、ボール拾いの方法やローテーションの方法などわからないことがたくさんあるでしょう。頭の中は技術的にもレッスンの運営方法に関しても「どうしたらいいんだろう」の連続です。

そういう初心者の方には、やはり細かい技術より、まず不安を取り除くことが優先です。上手くいかないことは決して恥ずかしいことではなく、最初から上手なプレーヤーなど1人もいないと優しく説明してほぐしてあげる、時にはくだらないギャグなどを飛ばして笑わせてあげる、こういう気配りがコーチには必要なのです。

ではは(^^)/