テニスにて

テニスコーチの視点からの解説

クリーニング屋さんの価値

 僕はテニスインストラクターの他に実家がクリーニング屋さんをしているので半分はそちらで働いています。支店が目黒にあってそこで働いているのですが、最近ふと気づいたことがあるのでエントリーしました。

 目黒店のそばに目黒川が流れていて、今まさに目黒川沿いは桜が満開でたくさんの見物人で賑わっています。ちょうど駅からうちの店の前を通って目黒川に向かうのですが、一見すると川がありそうに見えない道なので、みんな不安になるのでしょう、どこに目黒川あるんですか?ってクリーニング屋さんに聞きにくるんです。隣のコンビニでもなくラーメン屋さんでもなく八百屋さんでもなく、クリーニング屋さんに聞きにくるんです。

どうしてかわかります?

クリーニング屋さんは物を売るお店じゃなく、洋服を洗濯するサービスを売るお店だから、コンビニとかと違って道を聞いたからなんか替わりにガムでも買わなきゃという(ある意味)後ろめたさみたいなものが浮かびづらいのです。だから道を聞くための敷居が低いんです。

最近それに気づいて
「これってクリーニング屋さんの隠れた価値なんじゃないかな」
って思いました。
クリーニング屋さんてその街のことをよく知っていて、道行く人が気軽に入れるお店なんです。そう考えたら(もちろん本業がおろそかになってはいけませんが)もっと幅広い価値がクリーニング屋さんにはあるように思えてきました。

それで写真にあるように、目黒川の桜の写真を撮ってお店に飾ってみました。

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道案内を説明しながら桜はこういう感じですよって写真を見てもらう、取るに足らないことかもしれませんが、少しでもうちのお店が役に立てるような、人を笑顔にできるようなことができればいいと思いました。

そして、、、

写真を飾り始めて数日経った今日、ある若いカップルがお店に入ってきて「目黒川どっちですか~?」って道を尋ねてきました。
僕はそれに答えながら写真を見てもらいました。ちょうど満開のころに撮った写真なので喜んでくれて、その額をスマホで撮って「お店の名前入れてツイートしときますね」って言ってくれました。
100円のガムを買ってもらうよりも、お店の名前つきでツイートしてくれる方がうちのお店としては何倍も価値があります。自分のお店のことをツイートするのはただの宣伝で、人によっては毛嫌いされます。でも同じツイートでも全然関係ない人のものだは口コミによる評判に変化します。

儲かる儲からないという目先の視点ではなく、喜んでもらえることや人と人とをつないでいくことの先に商売繁盛があります。

そんなこんなを感じる桜前線真っ只中です。

ではは(^^)